レクサプロ抗うつ剤「レクサプロ」には、「不眠」という副作用があります。

うつ病によって精神的に大きなダメージを受けているのに、その上睡眠において弊害をもたらされてしまうことは回避したいものです。

そこで、レクサプロで不眠の副作用が起きる原因と、その対策を4つ紹介します。

そもそもレクサプロをはじめとする抗うつ剤は、脳内のセロトニンなどの物質を増やすことを目的としています。

これによってセロトニンの受容体が刺激されると、中枢神経の興奮をもたらします。

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レクサプロの離脱症状「離脱症状」とは、減薬にともなって発症する可能性のある諸症状で、レクサプロをはじめとする抗うつ剤でも見られることの多い症状です。

レクサプロは離脱症状のリスクの少ない薬ではあるのですが、可能性としては十分に考えられる程度のリスクは存在します。

そこで、レクサプロの離脱症状についてまとめました。まず「離脱症状」とは何でしょう。 続きを読む

レクサプロと吐き気抗うつ剤の一種である「レクサプロ」には、他の抗うつ剤と同様に「吐き気」の副作用が生じる可能性があります。

なぜレクサプロを服用することで吐き気になるのか、その原因と3つの対処法について解説していきます。

レクサプロで吐き気が起きる原因は、抗うつ剤の効果である「セロトニンを増やす」ことに理由があります。

セロトニンを増やすことでうつ病の治療を行うのですが、実は脳に存在するセロトニンは全体の約10%ほどで、残りの90%のうちの大部分は胃腸に存在しています。

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SSRIレクサプロ「レクサプロ」という抗うつ剤は、「SSRI」という分類の抗うつ剤であり、世界中で最も高い売上高を誇る薬でもあります。

日本では2,011年からの発売と新しいものであり、まだ周知されている薬とは言い難いです。

しかし、知名度は低いながらもその安全性は高く評価されています。そこで、レクサプロの安全性、その副作用を中心に解説していきます。 続きを読む

SSRIレクサプロ抗うつ剤には「体重増加」という副作用が生じます。

抗うつ剤の一種であるレクサプロは、副作用が少ない薬として有名ですが体重増加のリスクを伴わないわけではありません。

そこで、レクサプロによる体重増加対策を3つのポイントに絞って解説していきます。

まず、そもそもなぜレクサプロやその他の抗うつ剤を服用することで太るのでしょうか? 続きを読む

SSRIレクサプロ「レクサプロ」という薬をご存知でしょうか?

2011年に発売されたSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の一種で、この種類の中では新しい部類になる薬です。

新しめの薬なので、その効果などについて知らない人も少なくありません。そこで、レクサプロの効果や副作用について簡単に解説していきます。

レクサプロはSSRIの一種で、「セロトニン」を増やすことでうつ病や不安障害の改善に効果を発揮する薬です。 続きを読む

レクサプロで眠気が抗うつ薬は、多少の程度の違いはあれども「眠気」という副作用があります。

うつ病の治療のためには必要なことではあるのですが、強い眠気に襲われると日常生活にも影響を及ぼすことになります。

抗うつ薬「レクサプロ」も眠気を引き起こす抗うつ薬なのですが、その原因や対処法について解説していこうと思います。

レクサプロを服用することで眠気が発生する原因は、抗うつ薬の特徴として「ヒスタミン受容体」と呼ばれる部位をブロックしてしまう働きがあることに由来します。

これは抗うつ薬の治療目的ではなく、あくまでも副作用として働きかけています。

また、ヒスタミン受容体以外にも様々な影響を与え、その中には眠気を生じる一因となるものも多いのです。

上記の特徴は全ての抗鬱薬に共通することですが、種類によって眠気の強さも異なります。

レクサプロは、数ある抗うつ薬の中でも眠気を引き起こす強さは弱い部類になります。

「リフレックス/レメロン」や「ルジオミール」といた「鎮静系抗うつ薬」と呼ばれる部類は、特に眠気を引き起こす副作用が強いとされています。

その他の抗うつ薬に関しても、前述の鎮静系抗うつ薬に比べれば眠気は弱いですが、レクサプロよりは眠気が強く現れることが多いです。

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SSRIレクサプロ「レクサプロ」という薬をご存知でしょうか?

2011年に発売されたSSRIの一種で、この種類の中では新しい部類になる薬です。

新しめの薬なので、その効果などについて知らない人も少なくありません。

そこで、レクサプロの効果や副作用について簡単に解説していきます。

レクサプロはSSRIの一種で、「セロトニン」を増やすことでうつ病や不安障害の改善に効果を発揮する薬です。 続きを読む

社会不安障害と治療薬社会不安障害は、人前で失敗して恥をかくことを強く恐れて、人前で何かをすることに強い緊張と不安を感じる病気です。

10代で発症することの多い病気ですが、治療が遅れると重症化して、うつ病などを併発するケースが少なくありません。

治療は精神科または心療内科で薬物療法や精神療法を行ないますが(両方を並行して行うこともあります)、ここでは薬物療法についてお話します。

社会不安障害の治療に使われるお薬の第一選択はSSRI(選択的セロトニン再取込阻害薬)です。

これは抗うつ剤として有名なお薬で、20世紀末に登場した副作用が少ない新しいタイプの抗うつ剤です。

SSRIは脳の神経伝達物質の1つのセロトニン受容体に作用して、脳内のセロトニン濃度を高める働きがあります。

それによってうつ病では気分の落ちこみが改善し、社会不安障害では不安な気持ちが軽減します。

脳内の神経伝達物質にはセロトニンの他に、ドパミン、ノルアドレナリンなどがありますが、セロトニンは怒りや不安、悲しみなどの感情をやわらげて気分を安定させる働きをしています。

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全般性不安障害の治療薬全般性不安障害は、自分や家族の健康や将来が異常に不安になるという病気で、20人に1人くらいが生涯に1度は発症すると言われています。

この病気は単なる心配性と区別がつきにくいこともあり、非常につらい症状があるにもかかわらず、治療を受けずに放置されることが少なくありません。

しかし、放置すると重症化して患者のQOL(生活の質)を大きく低下させるだけでなく、うつ病やパニック障害、アルコール依存症などの他の精神疾患を併発するリスクが高くなります。

全般性不安障害は精神科または心療内科で治療します。治療法には精神療法と薬物療法の2つがありますが、ここでは薬物療法についてお話します。

全般性不安障害の薬物治療は抗うつ剤の1つのSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の服用が中心になります。<!–more—>

第三世代の抗うつ剤と呼ばれるSSRIは、セロトニン受容体にだけ選択的に作用して、脳のセロトニン濃度を高める作用があります。そのため副作用が少なく、長期間の服用でも安全性が高いお薬です。

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