トリアゾラム(ハルシオンジェネリック)ハルシオンはデパスに代表されるベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、即効性があり作用時間が短い超短時間型に属するお薬です。

服用後70分ほどで効き目がもっとも強くなり、約3時間後には効き目が消失するので、不眠症の中でもなかなか寝つけない入眠障害の治療に適したお薬です。

ハルシオンはアメリカの製薬会社ファイザー社が開発して1983年に発売しました。

寝つきをよくする効果が高く、広く使用されているお薬ですが、すでに特許期間が終了して数多くのジェネリック医薬品が発売されています。人気のある商品ほどジェネリックの数も多くなります。 続きを読む

トリアゾラムハルシオンは即効性があり、寝つきの悪さを改善する睡眠導入剤としてよく使用されている睡眠薬です。

服用後10分ほどで効き目が現れ、1時間ほどでもっとも効き目が強くなります。作用時間は約3時間と短く、「超短時間型」に分類されます。

成分名はトリアゾラムで、デパスなどと同様にベンゾジアゼピン系睡眠薬に属します。

発売は1983年ですでに特許期間が終了しているので、「人気商品」ということもあり数多くのジェネリック医薬品が発売されています。 続きを読む

ハルシオンの副作用ハルシオンは超短時間型の睡眠薬で、ベッドに入ってもなかなか寝つけない入眠障害の治療に適したお薬です。

即効性があり、効き目の強さもしっかりしているので、処方例が多く患者さんにも人気があるお薬ですが、その分現在の睡眠薬の中ではやや副作用が多いので注意が必要です。

睡眠薬の歴史は、近年になるほど効果の強いものが登場してきたのではなく、むしろ効果は弱くなるが副作用が少ない安全性の高いものが登場してきました。

1983年に発売されたハルシオンもそういう流れの中で生まれたベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、それ以前のバルビツール酸系の睡眠薬より副作用が少なく安全性の高いお薬です。 続きを読む

ハルシオンとお酒睡眠薬とアルコールは、どちらも脳・中枢神経に抑制的、鎮静的に作用します。

したがってこの2つを同時に服用すると、相互にこの作用を強めあって、単独で使用したときとは異なる「予想できない作用」が出る危険があります。

お酒を飲んだ後に睡眠薬を服用すると、ふだんなら悪酔いしない程度のお酒でも、気分が悪くなったり、二日酔いになったりすることがあります。

デパスなど睡眠薬と併用することで、アルコールの作用が予測できなくなるのです。 続きを読む

ハルシオン寝付きの悪さを解消する睡眠導入剤としてよく使われているハルシオンは、「超短時間型」に分類される半減期の短い睡眠薬です。

半減期とは、薬の有効成分の血中濃度が最高値の1/2になるまで要する時間のことで、これが薬の効果が持続する時間のおおよその目安になります。

ハルシオンは服用後1.2時間で最高血中濃度に達し、その後2.9時間で半減期になります。

最高血中濃度に達したときに薬の効き目がもっとも強くなりますが、ハルシオンの眠気をもたらす効果は服用後10~15分くらいで出始めます。 続きを読む

ハルシオン作家の芥川龍之介や詩人の金子みすゞなど睡眠薬で自殺をした有名人がいることもあり、現在でも睡眠薬を大量に飲めば死ぬと思っている人が少なくありません。

しかし、現在おもに処方されているデパスなどベンゾジアゼピン系の睡眠薬などは、いくら大量に服用しても死ぬことは不可能です。

芥川龍之介が飲んだ睡眠薬は、現在は発売が中止されているカルモチンという尿素系の睡眠薬です。

これは、副作用が強いために現在ではほとんど処方されなくなったバルビツール酸系の睡眠薬のさらに前の世代の「過去の睡眠薬」です。

睡眠薬は中枢神経の働きを鎮静させるお薬ですから、呼吸を抑制する副作用があり、大量に服用すれば死亡する危険がありました。

その点を改良して、尿素系からバルビツール酸系に、さらに現在主流になっているベンゾジアゼピン系に代わってきたのが睡眠薬の歴史なのです。

したがって、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬のハルシオンも、自殺する目的で大量に服用しても「成功」する確率はゼロと言ってもいいでしょう。

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ハルシオンハルシオンはデパスと同様にベンゾジアゼピン系に属する睡眠薬で、それ以前によく使われていたバルビツール酸系の睡眠薬に比べると依存性が出にくいお薬です。

しかし、ベンゾジアゼピン系の中での比較では、もっとも依存性が出やすいと言えます。

睡眠薬の副作用でやっかいなのが、飲んでいるうちに同じ用量では効かなくなってくる「耐性」と、長期間服用すると薬を止めにくくなる「依存性」です。

バルビツール酸系のこの副作用を軽減したのがベンゾジアゼピン系ですが、まったく解消したわけではありません。 続きを読む

睡眠薬の依存性精神科で処方する睡眠薬や抗不安薬は、おもにベンゾジアゼピン系と呼ばれる中枢神経に作用するお薬です。

ベンゾジアゼピン系の薬物には①催眠作用②抗不安作用③筋肉弛緩作用④抗けいれん作用の4つの作用があり、精神科の他に内科や整形外科でも広く処方されています。

不眠や不安の症状に悩んで精神科を受診する患者さんの中には「なるべく薬は飲みたくない」という人が少なからずいます。

それは、睡眠薬や抗不安薬には依存性があっていちど飲み始めると止められなくなる、というイメージがあるからです。 続きを読む

睡眠薬の副作用睡眠薬は止めるタイミングが難しいお薬です。

例えば、睡眠薬を使用して3~4週間眠れる状態が続いたとしても、不眠症が治った(眠る力が回復した)のか薬のせいで眠れているのか分からないからです。

とくに、薬を飲み忘れて眠れなかった経験を持つ患者さんは、まだ不眠症が治っていないと思ってしまうことがあります。

しかしそれは、不眠症が治っていないのではなく、「反跳性不眠」という急に薬を止めたことによる反動の場合があります。 続きを読む

ベンゾジアゼピン系国連の機関である国際麻薬統制委員会の2010年の報告によると、日本は世界の主要国の中では国民1人当たりのベンゾジアゼピン系薬の使用量が突出した第1位なんです。

主要国以外のすべての国の中でもベルギーに次いで第2位になっています。その使用量はアメリカの約5倍、フランスの約3倍におよんでいます。

その原因は、日本人に不眠症の患者が多いというような正当な理由ではなく、医師が安易に睡眠薬を処方する傾向があることがもっとも大きな理由と考えられています。 続きを読む