「離脱症状」とは、薬の血中濃度が急激に変化することで起こる様々な症状の総称で、薬を急に減薬もしくは断薬した場合に生じる可能性があります。
抗精神病薬に属するリスパダールも、離脱症状のリスクが伴います。
そこで、リスパダールの離脱症状についてまとめてみました。
リスパダールをはじめとする抗精神病薬に一般的に現れる離脱症状としては、主に「不眠」「不穏」「興奮」「発汗」などの症状に加えて、「吐き気」「食欲不振」「下痢」などの胃腸系の症状が現れることが多いです。
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「離脱症状」とは、薬の血中濃度が急激に変化することで起こる様々な症状の総称で、薬を急に減薬もしくは断薬した場合に生じる可能性があります。
抗精神病薬に属するリスパダールも、離脱症状のリスクが伴います。
そこで、リスパダールの離脱症状についてまとめてみました。
リスパダールをはじめとする抗精神病薬に一般的に現れる離脱症状としては、主に「不眠」「不穏」「興奮」「発汗」などの症状に加えて、「吐き気」「食欲不振」「下痢」などの胃腸系の症状が現れることが多いです。
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ジェイゾロフトはSSRI(選択的セロトニン阻害薬)系の抗うつ薬です。
抗うつ薬を減量する時に「離脱症状」がみられることがあります。これは抗うつ薬独特の症状で、耳鳴りや手足の痺れを訴える患者さんが多々いらっしゃいます。
離脱症状が起こるのは、薬を勝手にやめてしまったり、勝手に減らしてしまうケースがほとんどです。
ただし、まれに医師の指示に従っていても起こってしまうことがあります。
離脱症状の主な症状に、耳鳴りや手足の痺れ、めまい、冷や汗、吐き気、焦燥感(落ち着かない感じ)などがあります。
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アナフラニールとは、1973年に発売されて以来、多くの精神疾患の患者さんたちに用いられており、長い期間実績を上げてきた抗うつ剤のひとつとなっています。
こちらのコラムでは、アナフラニールの作用や特徴、服用を減らしたときに起こってしまう離脱症状について、いくつかのお知らせをしていきます。ぜひご参考になさってください。
アナフラニールは一般的に、うつ病や強迫性障害の症状でお悩みの方に多く用いられています。
悲観的な状態が続いたり、ぐっすり眠ることができない、などのメンタル面での不調の改善を助け、気持ちを前向きにするという効果が期待でき、薬への依存性がとても少ないという特徴が挙げられています。
「離脱症状」とは、減薬にともなって発症する可能性のある諸症状で、レクサプロをはじめとする抗うつ剤でも見られることの多い症状です。
レクサプロは離脱症状のリスクの少ない薬ではあるのですが、可能性としては十分に考えられる程度のリスクは存在します。
そこで、レクサプロの離脱症状についてまとめました。まず「離脱症状」とは何でしょう。 続きを読む
抗うつ剤である「ドグマチール」を服用する量を減らすと、さまざまな症状が引き起こされる場合があります。
薬を減薬することによって引き起こされる症状を「離脱症状」と言いますが、なぜこうした症状がもたらされるのでしょうか。
そこで、ドグマチールの離脱症状について解説していきます。
離脱症状とは、抗うつ剤を服用する量が減ることで起こるさまざまな症状の総称です。 続きを読む
離脱症状とはいわゆる禁断症状のことです。
禁煙したことがある人なら経験しているように、ニコチンなどの薬品がつねに体内にあることに身体が慣れると、それがなくなったときに(おもに自律神経の失調によって)さまざまな心身症状が生じます。
ニコチンやアルコールと同様にベンゾジアゼピン系の薬品も依存性があり、使用を中止すると離脱症状が出ることがあります。
ワイパックスはベンゾジアゼピン系の抗不安薬で、不安をしずめる効果が強い方なので、依存性も出やすいお薬です。 続きを読む
抗うつ剤は、服用を開始したときは少しずつ用量を増やし、服用を終了するときは少しずつ用量を減らしていくお薬です。
少しずつ増やしていくのは薬に体を慣らして副作用を減らすためで、少しずつ減らしていくのは薬を急に止めることで出る反動を少なくするためです。
抗うつ剤の服用を急にやめたり、減薬のペースが早すぎると、薬に慣れた身体は耳鳴りや手のしびれなどの離脱症状をおこします。
これは「抗うつ薬中断症候群」といわれるもので、耳鳴りや手のしびれの他に、目がチカチカする(光に過敏になる)、頭痛、めまい、発汗、吐き気、などの症状が報告されています。 続きを読む
デパスは不安や緊張をやわらげる抗不安薬(精神安定剤)です。
抗不安薬は現在はベンゾジアゼピン系のお薬が主流で、デパスもその1つです。
ベンゾジアゼピン系抗不安薬の中でもデパスは不安を抑える効果や緊張をほぐす効果が高く、もっともよく使用されているお薬です。
しかし、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬は服用をやめるときに離脱症状が出ることがあり、デパスは効果が強いぶん離脱症状も強めになっています。
お薬の離脱症状とは、長い期間服用することで身体がそのお薬が効いている状態に慣れてしまって、効果が切れたときに自律神経の失調などが生じて、心身に不調が生じることです。
具体的な症状としては、頭痛、肩こり、発汗、吐き気、震え、動悸などの身体症状や、緊張、イライラ、落ち着きのなさなどの精神症状があります。
抗不安薬の中でも離脱症状が出やすいのは、不安をしずめる効果が強く、半減期が短い(効果の持続時間が短い)お薬です。
デパスはこの両方に該当するので(半減期は約6時間)、離脱作用も他の抗不安薬より強めに出ます。
抗不安薬の離脱症状が問題になるのは、不安の症状が改善してじょじょにお薬を減らしていく時です。
抗うつ剤の離脱症状とは、薬の服用をやめるときに出ることがある副作用で、正式には「中断症候群」といいます。
離脱症状というとニコチン依存症やアルコール依存症を思い浮かべる人がいると思いますが、抗うつ剤のいわゆる離脱症状は、抗うつ剤への依存によって生じるわけではなく、あくまで急にお薬を止めたときの反動による副作用です。
したがって、長期間抗うつ剤を服用した場合でも、少しずつ減薬していけば離脱症状が出る確率はそれほど多くはありません。
抗うつ剤のなかで離脱症状が出ることがあるのは、三環系抗うつ剤、SSRI、SNRIの3つで、とくにSSRIでは多く20%近くの患者さんが経験します。
パキシルはSSRIの中では抗うつ作用が強いという定評がありますが、そのぶん離脱症状もいちばん強く出ます。
一般に離脱症状が出やすいのは、効き目が強く、血中濃度の半減期(効果が持続する時間)が短いお薬ですが、パキシルはその両方に該当します。
パキシルを含むSSRIによくある離脱症状に「シャンピリ感」と言われるものがあります。
これはシャンシャンと鈴が鳴るような金属音の耳鳴りがして、手足に電気が走るようなピリピリしたしびれがある症状です。
この他にめまいや吐き気、頭痛、発汗などの症状が出ることがあります。