拒食症(神経性無食欲症)の患者さんにいちばん持ってほしい考え方は、「私は太っている」という認識や「太るのが怖い」という気持ちそのものが病気の症状だということです。
そう言われてもすぐには納得できないでしょうが、拒食症の治療では患者さん本人が病識(自分は病気だという自覚)をもち、ご家族や医師と協力して病気を克服しようという気持ちがぜひ必要です。
女性なら誰でも他人に太っていると言われると気にするし、そう言われた経験は心の傷になります。
しかし、二度とそんなことを言われないように絶対に太らないようにしようという気持ちがあまりに強いと、客観的な事実とは関係なしに「私は太っている」「もっとやせなければならない」という強迫観念が形成されてしまうことがあります。
それは、強迫性障害の人がドアの鍵をかけたことを何度確認しても、つまり施錠したことは客観的には明白でも、気になってまた確認しに戻らなければ気がすまない、というのと似ています。
月経前症候群(PMS)という病気は聞いたことがあるが月経前気分不快障害(PMDD)は初耳だという人が多いのではないでしょうか?
夜道で後ろから誰かがつけてくるような足音がしたら誰でも不安や恐怖を感じます。
拒食症のもっとも特徴的な症状は、食事量の極端な低下です。
拒食症は過剰なダイエットがきっかけで発症することが多い病気で、患者の多くは10代の女性です。
仕事に都合の良い病気というものはありませんが、初対面の人と話したり電話をすることに強い緊張を感じ、そんな場面に参加することに恐怖や不安を抱く社会不安障害は、とくに仕事を続ける上ではやっかいな病気です。
社会不安障害は、人前で失敗して恥をかくことを強く恐れて、人前で何かをすることに強い緊張と不安を感じる病気です。
社会不安障害は人前で何かをすることに強い不安を感じる病気です。