パニック障害の克服パニック障害とは、不安や過度なストレスが、過呼吸や動悸、ふるえなどの発作として発現してしまう病気です。

死に至ることはありませんが、呼吸ができないという恐怖は本人でなければ分かりません。

一度発作を起こしてしまうと、その場所や似たような空間、場面で発作が起きるようになり、また起きたらどうしようと不安が不安を呼んでしまう悪循環に陥ります。 続きを読む

うつ病はなったことがない人には想像できないつらい病気です。

気分が落ち込んで、何をする意欲もわかないというのもつらいのですが、何よりつらいのは自分には生きていく値打ちがないという気持ちになることです。

しかし、そんなつらい病気でもそれを克服したときに、それまでの自分には見えていなかったものが見えるようになった話す患者さんは少なくありません。

うつ病を経験して見えるようになるもの、分ることというのはどんなことなのでしょうか。

多くのうつ病の「元患者さん」が言うのは、人に優しくなれたということです。

「徒然草」に、病気ひとつしない健康な人は友達に持ちたくないと書かれています。病気の人に対する同情が少なく、思いやりにかけるからです。

心の病気でも、あまりに「健康」な人はときに残酷なことを言います。

うつ病で心のエネルギーが低下しているときにそんな言葉を聞くと深く傷ついてしまいます。

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