非ベンゾジアゼピン系に属するマイスリーは、副作用が少なく、入眠障害の治療に適した睡眠薬として、よく使用されているお薬です。
マイスリーには5mg錠と10mg錠の2種類があるので、その使い分けについて考えてみましょう。
マイスリーは、5mgから使用を始めて、それで効果が充分でないときに10mgまでに増量することができます。
しかし、10mgでも十分な効果が得られないときは、さらに容量を増やすのではなく、例えばベンゾジアゼピン系のハルシオンなど、作用が似ていて効果が強い別の睡眠薬への変更を検討します。
同じ睡眠薬の量を増やしてもそれに比例した強い効果は得られず、副作用が強くなるだけだからです。
マイスリーは服用後に成分の血中濃度が1時間以内に最高値に達します。 続きを読む
ロゼレムはメラトニン受容体作動薬と呼ばれる新しいタイプの睡眠薬で、これまでの睡眠薬とはまったく違う仕組みで眠りをもたらします。
ロゼレムはメラトニン受容体作動薬と呼ばれる新しいタイプの睡眠薬です。メラトニンは脳内ホルモンの1つで、夜になると分泌されて自然な睡眠をもたらします。
ロゼレムは2010年に発売された「メラトニン受容体作動薬」というまったく新しいタイプの睡眠薬です。
心がつらいときは、処方された睡眠薬の束を見ると「これを一度に飲むと楽になれる」と思ってしまうことがあります。
リスミーはベンゾジアゼピン系に属する短時間型の睡眠薬です。効き目の強さはこの系統の睡眠薬の中ではもっとも弱い方です。また、短時間型の割には即効性がなく、じんわりと効果を発揮します。
リスミーは現在よく使用されているベンゾジアゼピン系の睡眠薬の1つです。
お薬の有効成分が身体に吸収されると、成分の血液中の濃度が上昇して最高値に達し、そこからゆっくりと成分が肝臓で分解されて血中濃度が下がっていきます。
リスミーはデパスなどが属するベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、作用時間では短時間型に分類されます。
ハルシオンは即効性があり、寝つきの悪さを改善する睡眠導入剤としてよく使用されている睡眠薬です。