非ベンゾジアゼピン系に属するマイスリーは、副作用が少なく、入眠障害の治療に適した睡眠薬として、よく使用されているお薬です。
マイスリーには5mg錠と10mg錠の2種類があるので、その使い分けについて考えてみましょう。
マイスリーは、5mgから使用を始めて、それで効果が充分でないときに10mgまでに増量することができます。
しかし、10mgでも十分な効果が得られないときは、さらに容量を増やすのではなく、例えばベンゾジアゼピン系のハルシオンなど、作用が似ていて効果が強い別の睡眠薬への変更を検討します。
同じ睡眠薬の量を増やしてもそれに比例した強い効果は得られず、副作用が強くなるだけだからです。
マイスリーは服用後に成分の血中濃度が1時間以内に最高値に達します。 続きを読む