ロゼレムの副作用ロゼレムはメラトニン受容体作動薬と呼ばれる新しいタイプの睡眠薬です。メラトニンは脳内ホルモンの1つで、夜になると分泌されて自然な睡眠をもたらします。

ロゼレムは脳のメラトニン受容体に結合して、メラトニンのはたらきを強化する作用があります。

このようにロゼレムは、私たちに備わった自然な睡眠のリズムを強化するお薬なので、従来の睡眠薬に比べ副作用がたいへん少ないのが特徴です。

現在もっとも使用されているベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、脳の活動を抑制して意識のレベルを落とすことで、いわば強制的に眠らせる作用があります。

飲むとストンと眠れるという効果を実感できる薬ですが、その反面さまざまな副作用があります。

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬のおもな副作用には、①翌日への眠気の持ちこし、②筋肉弛緩作用によるふらつき、転倒、③服用直後のもうろう状態や健忘、④依存性の形成、などがあります。

これに対して、ロゼレムは翌日への眠気の持ちこしは多少出ることがありますが、その他の副作用はほとんどありません。

とくに、もっともやっかいな睡眠薬の副作用である依存性が形成されないのが大きなメリットです。

薬を止めるときに少しずつ減薬していく必要がなく、薬を止めた反動で強い不眠の症状が出る反跳性不眠もありません。

依存性ができたときの離脱症状である、イライラ、不安などの精神症状や、発汗、筋肉痛などの身体症状も現れません。

また、脳の活動を抑制するお薬ではないので、服用直後に中途半端に薬が効いた状態で歩き回るというようなもうろう状態になることもありません。

夜トイレに起きたときなどのふらつきや転倒は起こりえますが、ロゼレムにはベンゾジアゼピン系のような筋弛緩作用はないので、薬による副作用とは言えません

ロゼレムの半減期は約1時間と非常に短いので、翌日への眠気の持ちこしはなさそうですが、実際にはしばしばみられる副作用で、添付文書にも3.4%の頻度で現れたと記載されています。

ふつう半減期は薬の効果が持続する時間の目安になりますが、ロゼレムの場合は、半減期を過ぎても効果は持続します。

また、添付文書によると1%くらいの頻度で頭痛の副作用があると報告されています。これはロゼレムに血管拡張作用があり、それが顔の三叉神経を刺激するからだと考えられています。

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