うつ病において「休職」は非常に重要で有効な治療のひとつです。しっかりと休息して心身を癒し、復帰に向けた準備をしたいものです。
ここでは、うつ病で休職中の過ごし方で気を付けたい7つのポイントについて解説します。
まずは「休職の意義を認識する」ことです。うつ病となる方は、「非常に熱心で真面目な責任感が強い人」が多い傾向にあります。
そのため、「自分だけ休んでいてよいのだろうか?」、「職場や家族の皆に迷惑をかけしまっている・・・」というように、「すべて自分が悪い」と自分を責めてしまいがちです。 続きを読む
なんとなく体調がすぐれない日々が続き病院に行ってみると、「ストレスからでしょう」とお医者様から言われた経験がある人は、意外と多いのではないでしょうか。
ご自身やご家族が精神科を受診し、“うつ状態”と診断されたご経験はありませんか?
睡眠障害(不眠症)には、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟睡障害などのパターンがあります。
不眠症には、布団に入ってもなかなか寝つけない入眠障害や、夜中に根が覚める中途覚醒など、いくつかのパターンがありますが、眠りが浅くぐっすり眠ったという実感がもてない熟睡障害もその1つです。
夜の睡眠と昼の覚醒のリズムを刻んでいるのが体内時計です。
大学を卒業後ある商社に就職して5年になるA子さんは、入社2年目にお局的存在の2人の先輩女子社員の派閥争いに巻き込まれて、うつ病を発症しました。
暑いときには体温調節のために汗を出す、運動をするときには筋肉に血液を送るために心臓の鼓動が早くするなど、自律神経は私たちが意識しなくても身体の働きを適切に調整してくれる便利なシステムです。
自律神経、あるいは交感神経と副交感神経という言葉は、テレビや新聞などでよく見聞きしますが、あらためてそれは何かと聞かれるとあいまいな部分が多いかもしれません。
自律神経失調症というのはテレビや雑誌などで見聞きする機会が多い言葉ですが、実は医療現場でも、この診断名を便利に使いすぎていないかという反省があります。