朝日を浴びましょううつ病において「休職」は非常に重要で有効な治療のひとつです。しっかりと休息して心身を癒し、復帰に向けた準備をしたいものです。

ここでは、うつ病で休職中の過ごし方で気を付けたい7つのポイントについて解説します。

まずは「休職の意義を認識する」ことです。うつ病となる方は、「非常に熱心で真面目な責任感が強い人」が多い傾向にあります。

そのため、「自分だけ休んでいてよいのだろうか?」、「職場や家族の皆に迷惑をかけしまっている・・・」というように、「すべて自分が悪い」と自分を責めてしまいがちです。

なぜ休職が必要になってしまったのか、 それは「頑張り過ぎた」ことが原因です。

心がオーバーヒートしてしまったので、休職については「そのオーバーヒートを治すためのクールダウンの時間である」ということ認識しましょう。

次に「生活のリズムを整える」ことです。多忙な日常から突然、仕事に関する会議や予定も無い毎日に変わりますので、戸惑いもあるでしょう。

やる気も起きないでしょうが、いつまでも布団の中にいるような生活は避けましょう。復帰した場合にも備え、朝はいつも通りの時間に起床し、太陽光をしっかり浴びてください。

太陽光はセロトニンの分泌を促し、体内時計をリセットする働きがあります。処方された薬をしっかりと服用し、規則正しい生活を送ることで、状況が改善するはずです。

次は「バランスの取れた食事」です。規則正しい生活を送るならば、三食の食事も栄養バランスの取れた食事としたいものです。

食事は生活の基礎であり、きちんと栄養を摂取することはうつ病の回復にも効果があります。

時間にも余裕があるかと思いますので、今までは外食やお惣菜で済ませていた人や、家族に任せっきりだった人も、この機会に思い切って自炊してみるのも良いかもしれません。

次は「毎日外出する時間を作る」ことです。いったん閉じこもってしまうと普通の生活に戻すことが困難になりますので、日の光を肌で感じられる時間を作りたいものです。

適度な運動が理想的ですが、無理に運動する必要はなく、散歩などの軽い運動でも構いません。

うつ病になってしまうと他人と接するとは疲れますので、人の少ない時間や場所を選んで可能な限り負担が少ないようにしてください。

次に「昼寝は極力避ける」ことです。先ほど説明した通り、不規則な生活をしないためにも、昼寝は厳禁です。

夜しっかり寝ることで、その日のストレスを解消することができます。そのリズムを早く取り戻すためにも、昼寝を避ける努力をしてください。

どうしても眠い場合は、目を閉じてじっとしているだけでも効果はあります。横になってしまうと熟睡する恐れがありますので、夜眠れなくなってしまいます。

その場合は、座っておくことが重要です。

次は「復帰に向けて徐々に取り組む」ということです。何もしないでひたすら休むことで、精神的に回復した場合には自発的に「これがやりたい!」と思えるようになります。

これは「うつ病からの回復の兆し」なのです。このような気持ちが出てきたら、徐々に行動の量や時間、範囲を広げていきます。

最後は「無理をしない」ことです。

先ほど「行動量を増やす」ということを説明しましたが、くれぐれも以前と同じレベルのアクションを一気に実行しないということ大事です。

体力も落ちていますし、身体も慣れておらず疲れやすくなっています。また、うつ病の症状として「焦り」を感じることがあります。

「働かずに遊んでいて、良いのだろうか・・・」という焦りを感じることも多いのですが、休職中は何もしないようにするために休んでいるのですから、基本的に「何もしなくて良い」のです。

気が向かないようなことであれば、やらなくても良いのです。少しずつ気が向ことも増えるはずなので、そのタイミングで実行すれば良いのです。

精神的にも体力的にも、無理せずに「休むこと」を第一に考えてください。

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