レキソタンはデパスなどベンゾジアゼピン系の抗不安薬の中で、もっとも効果が強いお薬です。
不安の症状が強いときには頼りになるお薬ですが、そのぶん副作用も強く出る可能性があるので、軽い症状のときに気軽に使うことはできません。
ベンゾジアゼピン系のお薬には、抗不安作用、催眠作用、筋弛緩作用、抗けいれん作用の4つの作用があります。
レキソタンはその中で、抗不安作用は「最強クラス」で、催眠作用は「中」、筋弛緩作用は「強」、抗けいれん作用は「中」というポジションにあります。
薬物動態は、最高血中濃度到達時間が1時間、半減期が20時間です。服用後1時間で効果がピークに達するので即効性があり、その後薬の作用時間が約20時間継続する中間型に属します。 続きを読む
抗うつ薬は、多少の程度の違いはあれども「眠気」という副作用があります。
「レクサプロ」という薬をご存知でしょうか?
うつ病を患っている患者さんのうち、約9割の方が「不眠などの睡眠障害」を伴っています。
ご自身やご家族が精神科を受診し、“うつ状態”と診断されたご経験はありませんか?そして、診断内容が「うつ病」ではない事に疑問をお持ちになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
メイラックスの眠気の副作用を他の抗不安薬と比較すると「中程度からやや少なめ」という評価になります。
メイラックスはベンゾジアゼピン系の抗不安薬の中で、もっとも最近できたお薬であり、もっとも作用時間の長いお薬でもあります。
「解決策が見つかりそうだから一生懸命考える」のと、「考えないようしようとしてもつい考えてしまう」のでは、同じ「考える」でも意味が違います。
離脱症状とはいわゆる禁断症状のことです。
錠剤型のお薬はほとんどが「内服薬」ですが、飲み込まずに舌下の粘膜から薬の成分を吸収する「舌下錠」もあります。