妊娠中の服用レキソタンはデパスなどと同様ベンゾジアゼピン系の抗不安薬です。レキソタンに限らずベンゾジアゼピン系のお薬はどれも、妊娠中はやむを得ない場合を除いて使うべきではないとされています。

やむを得ない場合とは、薬を止めることで母体に重大な影響があり、しいては胎児への影響も懸念される場合です。

例えば、妊娠していることが分ってお薬を中断することで不安が大きくなり精神的な安定が保てなくなると、そのリスクはお薬を継続するリスクを上回ることがあります。 続きを読む

レキソタン抗不安薬レキソタンはデパスなどベンゾジアゼピン系の抗不安薬の中で、もっとも効果が強いお薬です。

不安の症状が強いときには頼りになるお薬ですが、そのぶん副作用も強く出る可能性があるので、軽い症状のときに気軽に使うことはできません。

ベンゾジアゼピン系のお薬には、抗不安作用、催眠作用、筋弛緩作用、抗けいれん作用の4つの作用があります。

レキソタンはその中で、抗不安作用は「最強クラス」で、催眠作用は「中」、筋弛緩作用は「強」、抗けいれん作用は「中」というポジションにあります。

薬物動態は、最高血中濃度到達時間が1時間、半減期が20時間です。服用後1時間で効果がピークに達するので即効性があり、その後薬の作用時間が約20時間継続する中間型に属します。 続きを読む