睡眠薬のユーロジンユーロジンはベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、お薬のタイプは中途覚醒や早朝覚醒に効果がある中時間型に属します。

即効性はないので入眠障害の治療には向きません。1970年代に発売された比較的古いお薬ですが、効果がおだやかで副作用が少ないので、現在もよく処方されています。

もちろん、副作用が少なめといってもまったくないわけではありません。

ベンゾジアゼピン系の睡眠薬に共通の副作用として、①眠気の翌日への持ちこし、②ふらつき、転倒、③意識のもうろう状態、健忘、④耐性、依存性の形成、があります。 続きを読む

睡眠薬のユーロジン睡眠薬に限らずお薬は、服用後に成分が血液中に取り込まれることによって効果を発揮し、その成分が肝臓で代謝されて血中濃度が低くなることで効果が消滅します。

半減期とは薬の血液中の成分濃度が最高値に達してから1/2になるまでにかかる時間のことで、薬の効き目が持続する時間の目安になります。

半減期が10時間なら、およそ10時間効果が続く薬ということができるのです。

ユーロジンはベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、効き目がピークになる最高血中濃度到達時間が服用後5時間、半減期が24時間の中時間型に属します。 続きを読む

睡眠薬のユーロジンユーロジンは中時間型に属するベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。

日本での発売は1977年で、ベンゾジアゼピン系ではもっとも古い睡眠薬ですが、現在でもよく使用されています。

飲むとすぐ眠くなるという即効性はありませんが、中途覚醒や早朝覚醒を防いでゆっくり眠れる効果があります。

ユーロジンの薬物動態(効き目の出かた)は、服用後に成分の血中濃度が最高に達するまでに約5時間かかり、それが1/2になる(半減期)までにさらに24時間かかります。 続きを読む