睡眠薬のユーロジンユーロジンは中時間型に属するベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。

日本での発売は1977年で、ベンゾジアゼピン系ではもっとも古い睡眠薬ですが、現在でもよく使用されています。

飲むとすぐ眠くなるという即効性はありませんが、中途覚醒や早朝覚醒を防いでゆっくり眠れる効果があります。

ユーロジンの薬物動態(効き目の出かた)は、服用後に成分の血中濃度が最高に達するまでに約5時間かかり、それが1/2になる(半減期)までにさらに24時間かかります。

これは、効き目がピークになるのが5時間後で、約24時間薬の効果が持続することを意味しています。

半減期は薬の効果の持続時間の目安になるものですが、ユーロジンを飲んでも24時間眠り続けるわけではありません。

7時間前後眠ると目が覚めます。しかし、薬はまだ体内に残っているので、人によっては日中に眠気を持ちこすことがあります。

半減期が24時間なので、翌日に薬を服用するときも成分はまだ半分近く身体に残っています。

このようにユーロジンは4~5日服用を続けて、その積み重ねで効果が安定するお薬です。

眠気をもたらす効果の強さは、ベンゾジアゼピン系のお薬の中ではとくに強くも弱くもない「普通」の位置づけです。

また、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬には抗不安作用もあるので、ユーロジンの昼の作用がプラスに働くと、夜は眠れて昼は不安を抑える効果が期待できます。

不眠症でもっとも多いタイプは、布団に入ってもなかなか寝つけない入眠障害ですが、効き目がピークになるまでに5時間かかる中時間型のユーロジンは、このタイプの不眠症にはほとんど効果がありません。

寝つきは悪くないが夜中や早朝に目が覚めてしまうという人専用のお薬ということができます。入眠障害には超短時間型あるいは短時間型の睡眠薬が向いています。

ユーロジンには1mg錠と2mg錠があり、1mgから使用を始めて、効果を見ながら最大4mgまで増量できます。

ただし服用開始から効果が安定するまでに4~5日かかるので、増量は1週間くらいようすを見てからにする必要があります。

比較的穏やかな効き目がじっくり現れるユーロジンは耐性や依存性ができにくく、お薬を止める時の副作用である反跳性不眠もあまり出ないというメリットがあります。

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