全般性不安障害とは不安障害の1つで、不安障害にはこの他にパニック障害と社交性不安障害があります。
パニック障害にはパニック発作(特定の場所に来ると突然激しい動悸におそわれるなど)という特徴的な症状があり、社交性不安障害にも人前に出ると手が震えるなどの分りやすい症状があります。
それに比べると全般性不安障害には「極端な心配性」という以外に特徴的な症状がありません。
誰でも自分や家族の健康や将来を心配するし、不安を抱くこともあります。
全般性不安障害も不安の内容は同じで、誰かが自分の命を狙っているなどという妄想的な不安ではありません。
つまり心配するものもっともなことを心配しているわけで、単なる心配性との区別が難しい病気です。
心配性と全般性不安障害という病気を区別する目安は、その心配や不安がどの程度日常生活に不利益を与えているかということです。
例えば、日々の不安な心理は生活の楽しさや喜びを奪いQOL(生活の質)を低下させるので、そういう状態が6カ月以上続き、心配や不安のない日よりもそれを感じる日の方が多い場合は病気(全般性不安障害)と診断されます。
また、過剰な心配や不安は患者さんが人生の岐路に立ったときの選択を誤らせることがあり、生活に現実的な不利益をもたらす可能性があります。
自分の能力を過小評価して、チャレンジすべきことも諦めてしまったりするからです。
したがって、いろいろな意味でのQOLの向上のために、全般性不安障害は、少し極端な心配性として放置するのではなく、病気と考えて治療する必要があります。
全般性不安障害はうつ病を併発するリスクが高い病気として知られています。その併発率は60%以上とも言われます。
うつ病はよく知られているように、高い確率で休職して休養することが必要になる病気ですし、自殺念慮が生じる病気でもあります。
うつ病を併発するリスクを避けるためにも全般性不安障害はきちんと治療することが望まれます。
また、全般性不安障害からアルコール依存症になる患者さんも多いと言われています。
調査によって数字はまちまちですが、全般性不安障害は100人に2~5人くらいが発症すると言われているので、そう珍しい病気ではありません。
男性よりは女性の患者が多く、10~20代の若いときに発症するケースが多いのが特徴です。
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