レンドルミンは現在主流になっているベンゾジアゼピン系の睡眠薬の1つで、短時間型に属するお薬です。
服用後15~30分くらいで効果が現れて、1.5時間後に最高血中濃度(薬の効果がもっとも高い時間帯)に達し、薬の効果は6~7時間持続します。
このように、そこそこの即効性があり、効果の持続時間が人の平均睡眠時間に近いレンドルミンは使い勝手がよく、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬の中でもデパスと並びとくに使用例が多いお薬です。
レンドルミンを含むベンゾジアゼピン系系の睡眠薬は1980年代からよく使われるようになりました。
それ以前に使用されていたバルビツール酸系睡眠薬よりは副作用が少なく、安全性の高いお薬だからです。
「睡眠薬は怖い」というイメージはバルビツール酸系の睡眠薬が主流だった時代に作られたものなので、それをレンドルミンなどの現在の睡眠薬にそのまま当てはめるのは間違いです。
しかしレンドルミンにも注意すべき副作用はあるので、そのポイントと対処法についてお話します。
睡眠薬の副作用でもっとも注意しなければならないのは、耐性と依存性です。
それ以前の睡眠薬ほどではありませんが、レンドルミンにもこの副作用があります。
「耐性」とは、同じ薬を飲み続けているとだんだん効き目が弱くなってくることです。したがって、同じ効き目を保とうとすると、服用量がだんだん増えてくることになります。
「依存性」とは長期間にわたって同じ薬を飲みつづけると、薬をやめたときに心身に変調が現れて、薬をやめづらくなることです。
1回に飲む薬の量が多いほど、依存性は急速に形成されるので、耐性と依存性には深い関係があります。
しかし、レンドルミンは、医師の指示に従って①安易に服用量を増やさない、②漫然と長期間飲み続けない、という注意を守れば、強い耐性や依存性に苦しむことはありません。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の耐性・依存性の形成されやすさは、アルコールと同じ程度と考えられています。
お酒をたしなむ人はおおぜいいますが、アルコール依存症になる人はそのごく一部です。
レンドルミンも正しく使用するかぎり、耐性や依存を過剰に心配する必要はありません。
その他、睡眠薬の副作用でよく問題になるのは翌朝以降への「眠気の持ちこし」です。
眠くならない睡眠薬では意味がありませんが、朝起きてからも眠いというのはやはり「副作用」です。
これは中時間型や長時間型の睡眠薬に多い副作用で、6~7時間で効果が消失するレンドルミンにはあまり眠気の持ちこしはありません。
しかし、効果の持続時間は他人によって差があるので、レンドルミンでも眠気の持ちこしは生じます。
その場合は、もう少し持続時間(半減期)が短いアモバンやデパスなどのお薬に変更するか、あるいは薬の効きすぎと考えてレンドルミンの服用量を減らしてみるのも対策の1つです。
また、人によっては、睡眠薬を飲むと効きはじめの時間帯に「もうろう状態」や「一過性前向性健忘」という副作用を起こすことがあります。
これは睡眠薬を飲んだ後に歩き回ったり誰かと話をしたりして、それを覚えていないという症状です。
この副作用は即効性が強い超短時間型の睡眠薬に多く、レンドルミンではめったに出ません。
もしこのような症状が起きた場合は、①服用量を減らしてみる、②もう少し作用時間の長いお薬に変更する、などの対策が有効です。
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