リスパダールという薬は、統合失調症の治療薬に使われる「抗精神薬」と呼ばれる薬です。
向精神薬や抗うつ剤などの薬は、その副作用として「眠気」をもたらすものが多いです。
リスパダールは眠気の副作用の弱い薬ではあるのですが、相性によっては眠気の副作用が強く現れることも十分に考えられます。
そこで、リスパダールによる眠気の副作用の原因と、その対策についてまとめてみました。
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リスパダールという薬は、統合失調症の治療薬に使われる「抗精神薬」と呼ばれる薬です。
向精神薬や抗うつ剤などの薬は、その副作用として「眠気」をもたらすものが多いです。
リスパダールは眠気の副作用の弱い薬ではあるのですが、相性によっては眠気の副作用が強く現れることも十分に考えられます。
そこで、リスパダールによる眠気の副作用の原因と、その対策についてまとめてみました。
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抗うつ剤の副作用といえば、まず「不眠」が思い浮かぶのではないでしょうか。
うつ病の代名詞ともいえる不眠ですが、副作用としてもよく耳にします。しかし、逆に眠気を催してしまうこともあるのです。
ジェイゾロフトの場合それほど強くはありませんが、場合によっては眠気の副作用が出てしまうこともあります。
日中の眠気は、仕事や家事などに支障をきたすだけでなく、事故や怪我といった身の危険にもつながります。
どのように対処すればよいのでしょうか。
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抗うつ薬の副作用の1つに眠気があります。日常生活を送る際に支障が出るくらいの眠気がある場合には注意が必要です。
そして、抗うつ薬の1つであるアナフラニールも、副作用として眠気が出ることがあります。
アナフラニールは三環系抗うつ薬の1つで古いタイプの薬ですが高い効果が期待できる反面、新しいタイプの薬と比べると副作用が強く出てしまうことがあります。
アナフラニールで眠気が生じる一番の原因は「抗ヒスタミン作用」と言われています。
ヒスタミンとは、脳を活性化させる働きをしています。しかし、アナフラニールを始め抗うつ薬は、このヒスタミンを遮断する働きがあります。
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メイラックスの眠気の副作用を他の抗不安薬と比較すると「中程度からやや少なめ」という評価になります。
承認時の臨床試験では被験者の約2.5%に眠気の副作用が出たと報告されています。
そう多い数字ではありませんが、メイラックスは作用時間が長いのでいったん副作用が出ると長引くことになります。
薬の作用時間の目安である半減期がメイラックスは122時間で、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬の中で最長です。 続きを読む
ドグマチールはうつ病のほか、統合失調症などに処方されますが、以前は胃潰瘍、十二指腸潰瘍など消化器系のお薬として使われていました。
よって、眠気を引き起こすものがほとんどですが、必要以上の眠気は日常生活において妨げになってしまいます。
そこで、今回は“眠気が起こりにくい”と評価されている「ドグマチール」という抗うつ剤をご紹介します。 続きを読む
抗うつ薬は、多少の程度の違いはあれども「眠気」という副作用があります。
うつ病の治療のためには必要なことではあるのですが、強い眠気に襲われると日常生活にも影響を及ぼすことになります。
抗うつ薬「レクサプロ」も眠気を引き起こす抗うつ薬なのですが、その原因や対処法について解説していこうと思います。
レクサプロを服用することで眠気が発生する原因は、抗うつ薬の特徴として「ヒスタミン受容体」と呼ばれる部位をブロックしてしまう働きがあることに由来します。
これは抗うつ薬の治療目的ではなく、あくまでも副作用として働きかけています。
また、ヒスタミン受容体以外にも様々な影響を与え、その中には眠気を生じる一因となるものも多いのです。
上記の特徴は全ての抗鬱薬に共通することですが、種類によって眠気の強さも異なります。
レクサプロは、数ある抗うつ薬の中でも眠気を引き起こす強さは弱い部類になります。
「リフレックス/レメロン」や「ルジオミール」といた「鎮静系抗うつ薬」と呼ばれる部類は、特に眠気を引き起こす副作用が強いとされています。
その他の抗うつ薬に関しても、前述の鎮静系抗うつ薬に比べれば眠気は弱いですが、レクサプロよりは眠気が強く現れることが多いです。
メイラックスの眠気の副作用を他の抗不安薬と比較すると「中程度からやや少なめ」という評価になります。
承認時の臨床試験では被験者の約2.5%に眠気の副作用が出たと報告されています。
そう多い数字ではありませんが、メイラックスは作用時間が長いのでいったん副作用が出ると長引くことになります。
薬の作用時間の目安である半減期がメイラックスは122時間で、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬の中で最長です。 続きを読む
ワイパックスはベンゾジアゼピン系の抗不安薬です。ベンゾジアゼピン系というと睡眠薬を思い浮かべる人も多いと思いますが、どちらもGABAという脳内物質に作用して脳の活動を抑制する作用があります。
ベンゾジアゼピン系のお薬で不安をしずめる作用が強いものを抗不安薬として、催眠作用が強いものを睡眠剤として使っています。
したがって睡眠薬にもある程度の抗不安作用があり、抗不安薬にもある程度の催眠作用があります。
また、ベンゾジアゼピン系の薬品には、この2つの作用の他に、筋弛緩作用と抗けいれん作用もあります。 続きを読む
サインバルタは抗うつ剤の中ではもっとも新しいタイプのSNRIに属するお薬です。
SNRIはセロトニン・ノルアドレナリン再取込阻害薬という意味で、脳内物質のセロトニンに作用して気分の落ち込みを改善し、ノルアドレナリンに作用して意欲の低下を改善する効果があります。
現在抗うつ剤の主流はこのSSRI、SNRI選択的セロトニン再取込阻害薬)と呼ばれるお薬です。
この2つはそれまでの三環系・四環系抗うつ剤と比べると副作用が少なく、長期間の服用でも安全性が高いのが特徴です。 続きを読む