拒食症は、①体重を増やすことに対する強い恐怖があり、②健康を害するほどやせているのに、③極端に食事を制限し続ける病気です。
同時に、④やせているのにまだ太っているという身体像(ボディイメージ)のゆがみがあり、⑤やせすぎていることの危険性に対する認識の欠如がともなっています。
このような要件が揃えば拒食症と診断されますが、見た目にも分りやすい体重の基準は、BMIが17.5以下となっています。これは身長150cmでは体重が39.3kg以下の人が該当します。
BMIが17台は「やせ」の程度では軽症とされ、16台が中度、15台が重度とされています。(BMIは体重kg ÷ (身長m)2の式で計算されます)
やはり身長150cmの例で見ると、中度のやせのBMI16台は体重38.2~36kg、重度のやせのBMI15台は36~33.7kgとなります。
BMI15未満、つまり体重33.7kg未満は「最重度」とみなされます。拒食症は精神障害としてはもっとも死亡率が高い病気ですが、その理由はもちろん「やせすぎ」にあり、BMIが15以下になるとその危険性が現実のものになります。
体重を「見た目に分りやすい基準」と言いましたが、これは患者さん本人には当てはまりません。
というのは拒食症の人は、実際には極端にやせているのに自分はまだまだ太っていると思い込む「身体像のゆがみ」があるからです。
このゆがみを他人に指摘されても、本人は納得しません。
したがって何kgになれば満足するという具体的なダイエットの目標は立てられず、拒食がエスカレートしていくことになります。
また、拒食症では多くの場合、拒食以外の食事に関する異常行動が見られます。例えば、突発的なむちゃ食い、それを後悔しての自己誘発性嘔吐や下剤の常用などです。
これらの行動の根本には、モデルのような体型こそが美しいという強迫観念に近い美意識があり、太ることへの強い恐怖感があります。
また、ボディイメージのゆがみに関連していることですが、拒食症の患者さんには自分が病気であるという病識がないのが特徴です。
病識がないと当然病院を受診しようとも思わないので、拒食症では回りに説得されて受診するケースがほとんどです。
しかし、きっかけはそうであっても、早く治療を開始することは非常に重要です。
過食症の治療は単に患者さんにものを食べさせることではなく、誤ったボディイメージや太ることへの過剰な恐怖心などの「物の見方や考え方のゆがみ」を正していくのが目的です。
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