暑いときには体温調節のために汗を出す、運動をするときには筋肉に血液を送るために心臓の鼓動が早くするなど、自律神経は私たちが意識しなくても身体の働きを適切に調整してくれる便利なシステムです。
しかし、この手間いらずの精緻なシステムも、私たちがその能力を過信してあまりむちゃな生活をしていると、調子がくるってくることがあります。
そして、いったん調子がくるうと、自動的に働くシステムだけにどうしてよいか分らないことが多いのです。
例えば、暑くもないのに突然汗がふきしたり、何もしていないのに突然心臓がどきどきしだしたりすると、私たちはどうしてよいか分らないばかりでなく、非常に不安になります。
自律神経の調子が乱れる原因にはホルモンバランスの変化など気をつけようがないこともありますが、私たちの生活ぶりに関係しているものもあります。それは「生活リズムの乱れ」と「過剰なストレス」です。
<生活リズムの乱れ>
人の中枢神経には脳内時計があって、一日の生活リズムを刻んでいます。この脳内時計が自律神経をコントロールして、昼の覚醒モードと夜の睡眠モードが自動的に交替します。
太古から24時間周期で自転している地球で進化してきた私たちには約24時間周期のリズムがあり、これを概日リズムといいます。
この概日リズムは、電気が発明されたというような「最近のできごと」では変わらないので、いわゆる夜型生活で明るくなってから寝るというような生活をしていると、脳内時計も自律神経も調子がくるってきます。
自律神経は、昼は交感神経が優勢になって活動モードになり、夜は副交感神経が優勢になって休息モードになるのが自然なリズムです。
これを意識的に逆転しようとしてもうまくいかず、起きていてもボーっとして集中力がなくなったり、眠ろうとしても眠れなくなったりという不調が生じてきます。
<過剰なストレス>
自律神経は過剰なストレスによっても調子が乱れます。暑さ寒さ、痛みなどの身体的なストレスも、危険が迫ったときに緊張して身構えるなどの精神的なストレスも、交感神経を緊張させます。
何かの対策を迫られる状況で「活動モード」の交感神経が優勢になるのは当然です。
ある程度のストレスは交感神経を活性化して有意義な活動の原動力になりますが、ストレスが大きすぎたり長引くと、交感神経の緊張が続き「休息モード」の副交感神経の出番がなくなり、疲労が蓄積して自律神経のシステムにくるいが生じてきます。
ブラック企業の過重労働からうつ病になるのは、このような自律神経の失調が重症化したものと言うことができます。
もちろん労働時間の長さだけでなく、職場の人間関係からくるストレスも自律神経失調の原因になります。
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