何かが気がかりで安心できない心の状態が「不安」ですが、不安は私たちに危険を避けるための準備行動や回避行動をとらせる心の安全装置でもあります。
しかしこの不安が合理性を超えて過剰になると、パニック障害や強迫性障害などの「不安障害」という病気になります。
このような病気になりやすい人、不安が大きくなりやすい人には、人間関係でのある共通した傾向がみられます。それは「他人の頼みを断れない」ということです。
不安が強い人ほど周囲の評価を気にする傾向があり、頼みごとを断わって人に嫌われることを強く怖れます。 続きを読む