パニック障害パニック障害(Panic Disorder)は、急性の強い不安発作を繰り返すことが特徴的な症状である疾患です。

不安発作とは、動悸、眩暈、息苦しさという体の症状のことを指し、「もしかしたらこのまま死んでしまうのかもしれない」という強烈な心理状態に陥ります。

パニック発作の原因はまだはっきりしていませんが、脳機能の異状によって生じるのではないかと言われています。

また、乳酸・炭酸ガス・カフェインといった物質に誘発されやすいことも指摘されています。つまり、体の疲れ、睡眠不足、カフェインの過量摂取、体調不良などが重なると、発作が生じやすくなると考えられます。 続きを読む

自律神経失調症頭痛、食欲不振、倦怠感などの症状で病院に行ったときに、MRIやレントゲン、胃カメラなどで検査をしてもどこも悪いところが見つからないと、多くの場合は自律神経失調症という診断が下されます。

しかし、自立神経失調症の特効薬があるわけでもなく、つらい症状が続くのでなお調べていくうちに、病名がうつ病やパニック障害に変わることがあります。

これは必ずしも誤診ではありません。うつ病やパニック障害などの精神障害には必ず自律神経失調症がともなうからです。 続きを読む