マイスリーは非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬で2000年に発売が開始されました。即効性があり入眠障害の治療に適しています。
副作用が少なく、現在もっともよく処方されている睡眠薬の1つです。
非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系の副作用である筋弛緩作用によるふらつきや転倒がほとんどないのが特徴です。
筋肉の緊張をやわらげる効果はありませんが、睡眠薬としては夜中にトイレに起きたときのふらつきや転倒の心配が少なくなります。
また、マイスリーを含む非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、作用時間が短いので翌日への眠気の持ちこしもほとんどありません。
眠気をもたらす効果の強さはベンゾジアゼピン系よりややマイルドですが、その分依存性を形成しにくく、安全性の高い睡眠薬です。
さらに、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、レム睡眠を制限するなどで睡眠の質を少し落とす性質がありますが、非ベンゾジアゼピン系にはこのデメリットがありません。
マイスリーは最高血中濃度到達時間が0.8時間 、半減期が約2時間で、超短時間型の睡眠薬に分類されます。
服用後1時間以内に効き目がピークに達し、2時間前後で効果が消滅するのがマイスリーの効き方です。
したがってマイスリーはもっぱら入眠障害の治療に使われるお薬で、中途覚醒や早朝覚醒にはあまり効果が期待できません。
同じ超短時間型に属するベンゾジアゼピン系のハルシオンもよく使用されている睡眠薬です。
ハルシオンの最高血中濃度到達時間は1.2時間で、半減期が2.9時間なので、薬が効きいてくるパターンはよく似ています。効き目の強さはハルシオンの方が上ですが、そのぶん副作用や依存性も強くなります。
したがって入眠障害に悩んでいる人がまず使う薬としては、ハルシオンよりマイスリーの方が適しているといえます。
マイスリーは安全性の高い睡眠薬ですが、唯一ともいえる弱点は、服用直後のもうろう状態や健忘の副作用が多いことです。
これは即効性のある睡眠薬に多い副作用で、服用後の中途半端な覚醒状態で歩き回ったり、電話をしたりして、翌日にはそれを覚えていないという症状です。
効き目はマイルドですが即効性があるマイスリーは、この副作用はやや多めになります。
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