リスミーはデパスなどが属するベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、作用時間では短時間型に分類されます。
即効性はないので入眠障害の治療には向いていませんが、ソフトな効き目がじわりと現れる、副作用が少なく安全性の高いお薬です。寝付きは悪くないが夜中に目を覚ます中途覚醒や早朝覚醒の治療によく使用されています。
リスミーの有効成分は塩酸リルマザホンで、1mg錠と2mg錠の2種類があります。最初は1mgを使用して、それでは効果が充分でない場合に2mgに増量するのがセオリーです。
反対に不眠の症状が改善してお薬を止めるときには、2mgから1mgへと減量していきます。
リスミーは依存性ができにくいお薬ですが、急に止めると反動で不眠の症状が悪化する反跳性不眠などの副作用が出ることがあります。
1mg錠にも2mg錠にも中央に割線が入っているので、ピルカッターで割れば0.5mg単位で増減できます。一度2mgに増量したからといって漫然とその量を飲み続けるのではなく、症状に応じてきめ細かく増減することが大切です。
リスミーは血中濃度がピークになるまでに3時間かかり、その値が1/2になる半減期まで8~13時間かかります。
つまり、即効性はないが短時間型としては効き目の継続時間はそこそこある、というのがリスミーの特徴です。
このパターンは1mgでも2mgでも変わりません。半減期は2mgを服用したときの方が少し長くなりますが、効果がピークになる時間はどちらも同じです。
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬の中では、リスミーは効き目の強さではもっとも弱い方になります。
1mgを2mgに増量したらもちろん効き目は強くなりますが、量を増やしていけばそれに比例してどんどん効き目が強くなるわけではありません。
2mg服用して効果がなかった場合は、仮に3mgにしてもあまり効果は期待できないので、他のお薬への変更を検討することになります。
あるいはリスミーと作用が異なる非ベンゾジアゼピン系のお薬などを併用するのも対策の1つです。
薬の価格を見ると2mg錠は1mg錠の倍よりは安いので、2mg服用する場合は1mg錠を2錠ではなく2mg錠を1錠服用する方が安くなります。
しかし、0.5mgずつ減薬していくようなときは2mg錠では使いづらいことになります。その場合は、リスミーより4割ほど薬値が低いジェネリック(一般名は塩酸リルマザホン錠)を使用するという方法もあります。
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