「離脱症状」とは、減薬にともなって発症する可能性のある諸症状で、レクサプロをはじめとする抗うつ剤でも見られることの多い症状です。
レクサプロは離脱症状のリスクの少ない薬ではあるのですが、可能性としては十分に考えられる程度のリスクは存在します。
そこで、レクサプロの離脱症状についてまとめました。まず「離脱症状」とは何でしょう。
離脱症状とは、急激な薬の成分の血中濃度の変化にともなって発症する症状の総称です。
簡単に言えば、急激に薬の成分が変化してしまったことに身体が適応できず、何らかの症状をもたらしてしまうのです。
皆さんも、急に気温が上がったら暑いと感じ、下がれば寒いと思うのですが、それと同じように減薬によって血液中の抗うつ剤の有効成分の濃度が変化することに身体が追いつけず、何らかの症状をもたらしてしまう事になります。
とは言え、その点も考慮して、主治医は減薬のスケジュールを考えています。
薬ごとに個人差はありますが、レクサプロは離脱症状のリスクの少ない薬なので安心してください。
離脱症状は、メカニズムで言えば「減薬に伴う成分の血中濃度の低下がもたらす諸症状」ですが、常に離脱症状が発生するわけではありません。
特に、レクサプロのように離脱症状のリスクの少ない薬の場合、離脱症状が発生する原因としては「患者の自業自得」が挙げられます。
どういう事かといえば、皆さんは日頃から風邪薬とか頭痛薬って飲んでますか?
多分、飲んでませんよね?
なぜかといえば、日頃から風邪をひく訳でもなければ、頭痛に悩まされているわけでもない、基本的に薬を飲む理由が「病気の症状があるから」です。
逆に言えば、人は何らかの症状を感じていない場合に、薬を飲む理由がないのです。
抗うつ剤を飲み続けることでうつ病の症状が消失した場合に、患者は「うつ病が治った!」と思って、勝手に薬を飲む量を減らしたり、全く飲まなくなってしまうのです。
しかし、症状がおさまっても、病気自体はまだ身体の中に残っている事が多いです。
つまり、「治りかけ」の状態なので、このタイミングで勝手に減薬すれば、何らかの症状がもたらされる可能性は高くなります。
もちろん、人によっては主治医の指示通りの減薬をしても離脱症状を発症する可能性はあります。
もし「離脱症状」がでてしまったらどうしたら良いのでしょうか。まず、主治医の指示通りに減薬することです。
症状がおさまったとしても、勝手な判断で減薬しないようにしましょう。
主治医の指示通りに減薬しても離脱症状が現れた場合には、「減薬の延期」もしくは「減薬ペースの緩和」が有効なな対処法として挙げられます。
しかし、これも勝手な判断で行うのではなく、主治医に連絡したうえで指示を仰ぐようにしましょう。
レクサプロと離脱症状のまとめ
レクサプロは離脱症状の起きにくい薬なのですが、どうしても完全のそのリスクを無視することはできません。
まずは主治医の指示通りに服用および減薬し、それでも離脱症状以外の症状も含めて何らかのトラブルが発生した場合には、早めに主治医に連絡して指示を仰ぎましょう。
抗うつ剤、抗不安薬、睡眠薬、ED治療薬などは個人輸入なら
- 抗不安薬(睡眠薬・睡眠導入剤)
- 抗うつ剤(ゾロフト、パキシル、レクサプロ、プロザックやジェネリック薬など)
- あがり症・極度の心拍数の上昇の改善薬
- アルコール依存症の治療薬
- 統合失調症の治療薬
- ED治療薬やジェネリック薬【男性では勃起不全・勃起力の悩みが出やすいため】
- 早漏治療薬【ダポキセチン】