抗うつ薬は、多少の程度の違いはあれども「眠気」という副作用があります。
うつ病の治療のためには必要なことではあるのですが、強い眠気に襲われると日常生活にも影響を及ぼすことになります。
抗うつ薬「レクサプロ」も眠気を引き起こす抗うつ薬なのですが、その原因や対処法について解説していこうと思います。
レクサプロを服用することで眠気が発生する原因は、抗うつ薬の特徴として「ヒスタミン受容体」と呼ばれる部位をブロックしてしまう働きがあることに由来します。
これは抗うつ薬の治療目的ではなく、あくまでも副作用として働きかけています。
また、ヒスタミン受容体以外にも様々な影響を与え、その中には眠気を生じる一因となるものも多いのです。
上記の特徴は全ての抗鬱薬に共通することですが、種類によって眠気の強さも異なります。
レクサプロは、数ある抗うつ薬の中でも眠気を引き起こす強さは弱い部類になります。
「リフレックス/レメロン」や「ルジオミール」といた「鎮静系抗うつ薬」と呼ばれる部類は、特に眠気を引き起こす副作用が強いとされています。
その他の抗うつ薬に関しても、前述の鎮静系抗うつ薬に比べれば眠気は弱いですが、レクサプロよりは眠気が強く現れることが多いです。
ではレクサプロの服用で眠気に襲われた場合はどうすれば良いのでしょうか。
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有効な対策は主に7つ存在します。
(1)まずは「様子を見る」ことです。
特にレクサプロの服用を始めたばっかりの頃は、レクサプロに身体が慣れていない事が考えられます。
数週間は様子を見てみましょう。
(2)次に「増薬のペースを落とす」ことです。
レクサプロの増薬の必要がある場合、セロトニンの量が急激に増えることで副作用が生じやすくなります。
増薬の必要性があるとしても、量や増やすペースを落とすことで、身体を慣らすことができれば眠気も起きなくなる可能性があります。
(3)次に「睡眠を見なおしてみる」ことです。
薬の眠気とは関係のない、夜になったら眠る時の睡眠の質に問題がないかを見なおしてみましょう。
もし、安眠を妨げるようなものがあれば、レクサプロを飲んでいなくても昼間に眠くなるのは当然です。
(4)次に「併用する薬を確認する」ことです。
人によってはレクサプロ以外にも病気の治療などの目的で何らかの薬を服用していることが考えられます。
胃薬や頭痛薬などの比較的身近な薬、および薬ではありませんが「アルコール」も、レクサプロの効果を強めてしまい、副作用が現れるリスクを高めます。
(5)次に「肝臓・腎臓の機能に問題がないか確認する」ことです。
肝機能および腎機能に問題がある人の場合、薬の成分を分解する機能に問題が生じているので通常の投薬量では薬が効きすぎてしまう事になります。
もし、既に肝機能や腎機能に問題があることを知っている場合、薬の処方においてその情報を医師に伝えましょう。
(6)次に「飲む時間を変える」ことです。
レクサプロは「1日1回夕食後」という用法がありますが、別に夕食後である必要はありません。
毎日きちんと同じタイミングで飲めば良いので、飲んでから眠気が襲ってくる時間を計算し、それを睡眠時間になるように調整することで眠気が襲ってきても問題なくなります。
(7)最後は「減薬および変薬する」ことです。
先ほどの肝機能の話にもつながりますが、要するに指示された用量では薬が効きすぎて副作用を起こすことが問題なので、副作用が出ない程度に減薬することも対策となります。
それでも駄目なら、薬を変える必要があります。
■サインババルタと眠気の対応策のまとめ
レクサプロは抗うつ薬の中でも眠気の少ない薬ですが、どうしても相性の問題は生じてしまいます。
眠気は時として大事故につながりかねないため、レクサプロを飲むことで眠気に襲われるのであればきちんと対策を講じる必要があります。
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