ご懐妊、おめでとうございます。周りからはお祝いの言葉、続々と届いていませんか?
でも、妊婦さんは嬉しい気持ちと不安な気持ちが両方あって、もしかしたら不安の方が大きいくらいですよね。
特に初めての妊娠は。そんな時に、病気になってしまったらどうしよう。薬が赤ちゃんに影響したらどうしようと、健康面に関しても不安が高まると思います。
妊娠中はホルモンも影響して、精神のバランスもとても崩れやすくなることでしょう。精神のバランスが崩れると生じやすい疾患の一つに、【パニック障害】があります。
これは誰でもかかる病気です。今日は【パニック障害】についてお話をして、お母さんがどのように対応していけばよいかをお伝えさせていただきます。
パニック障害とは、何の前触れもなく突如として冷や汗が出たり、うまく呼吸ができず苦しくなり「このまま死ぬのではないか」と強い不安に襲われるパニック発作と、発作が繰り返されることで「また発作が起きるかもしれない」と常に不安になってしまう予期不安、外で発作が起こることを恐れで外出することが難しくなる広場恐怖などと言った症状からなる障害です。
- パニック障害の治療には抗うつ剤や抗不安薬が用いられることが一般的です。
その原因としてははっきりとしていませんが、パニック発作を起こしている人の体の状態を調べると、脳の神経伝達物質のバランスが崩れていることが指摘されています。
また、元々不安や緊張が高い人はパニック発作になりやすいことも指摘されています。
そのため、治療としては、お薬によって脳内の神経伝達物質のバランスを整える方法と、心理療法と言って、精神科などを受診して、臨床心理士と話しをして自分の心を整理する2つの方法があります。
妊娠中はホルモンバランスが崩れるので、精神的に不安定になりやすく、いつもより不安や緊張が高まる時期であると言われています。
特に妊娠初期はつわりが生じるので身体的にも倦怠感があり、パニック発作の引き金になりやすい時期となっています。
お母さんの中には「ちゃんとしたお母さんになりたい」と頑張りすぎてしまって、食事にとても気を使ったり、運動をしてみたりするお母さんもいると思います。
中にはそれを頑張りすぎて、妊娠期から疲れてしまうお母さんもいるでしょう。
妊娠中にパニック発作になってしまったら、出来るだけお薬は使わない方が良いと思います。しかし、絶対に使ってはいけない訳ではありません。
まず妊娠が発覚したら、主治医に報告をしてください。そして、主治医とよく相談をして、赤ちゃんへの影響が少ないお薬に変更したり、影響が少ない量に薬を減らしていきましょう。
それでも、出来ればお薬を使わない方法で対処していきたいところです。そんな時は、臨床心理士がいる精神科を受診して、自分の心の整理をする時間を作ってみてはいかがでしょうか。
自分でも、パニック発作を予防することが出来ます。想定外の環境の変化など不安が強くなるような場面は避けられるとベストです。
妊娠や出産は、可能であれば計画をして取り掛かりましょう。また、精神科を受診している場合は医師とタイミングについても相談してみても良いかもしれません。
不安感が強いとパニック発作が現れる可能性も高くなるので、自分が安心できる環境を整えることも大切です。
例えば、妊娠や出産は、慣れている実家で過ごすようにするとか、自分が好きな音楽をかけてリラックスする時間を作るなど、出来るだけ不安を軽減させることが出来るような環境を整えていきましょう。
予定を詰めることも出来れば避けた方がよいでしょう。スケジュールには余裕を持って、無理をしないことが大切です。
一方で、家にばかりいて気持ちが塞いでしまう事もストレスの原因になります。自分が楽に過ごせる方法を考えながら、気持ちにも体にも余裕を持って行動してください。
旦那様やご家族など、頼れるところがある場合は、自分に負担がかかると思うことは頼ってしまって良いと思います。家事なども負担してもらうことが大切です。
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