エビリファイ（アリピプラゾール）について

アビリファイエビリファイは、2006年に大塚製薬から開発された比較的新しいタイプに分類されている抗精神薬として知られています。

主に統合失調症、うつ病、不安神経症などの精神疾患の症状に用いられ、高い効果が認められています。

抗精神薬の中では、比較的副作用がとても少なく、安全性の高い薬となっています。

患者さんの中でいくつか挙げられているエビリファイの服用に伴って現われた副作用や、太りやすい薬であるかどうかなどを含めお知らせしていきます。

  • 眠気の症状　多くの抗精神薬に認められている症状のひとつです。その原因は脳や神経の過剰な働きを鎮めることによって起こる現象となっています。
  • 筋肉の強張り　エビリファイを服用されている方の中には、体中の筋肉が固まったように強張りを感じてしまう方もいらっしゃいます。特に体調が悪かったり体力の著しい低下が認められたときに起こりやすい副作用となっています。
  • 体重の増加　抗精神薬を服用することによって、体重の増加が現われ太ってしまった、という報告が挙げられています。エビリファイにもこの副作用は当てはまり、原因として薬の効果で睡眠時間がいくらか長くなり、運動量が減ってしまったため起こりえる症状のひとつとなっています。

エビリファイなどの抗精神薬を服用することによって、体重の増加が認められた場合とても不安な気持ちになってしまうものです。

ただ、エビリファイには他の抗精神薬よりも体重の増加が少ないという結果が挙げられています。

何らかの精神疾患にてメンタルクリニックなどに通院している場合、エビリファイの他にも抗うつ剤などの処方がされていると、エビリファイとの副作用に合わせて体重が増加してしまうことも考えられるでしょう。

体重の著しい増加はあまり認められないエビリファイではありますが、その人それぞれに体重の増加も含めたいろいろな症状が出てきてしまうのが現状となっています。

続きましてはエビリファイの服用によって太ってしまった、そして体重増加を防ぐためにはどうしたらよいのか、対処法を詳しくご紹介していきます。

まずは食生活を見直してみるのが良いでしょう。

精神疾患に限らず、身体の健康を維持しさまざまな不調やトラブルを防ぐためにもいつもの食事を見直してみることはとても大切なことといえます。

エビリファイの処方が必要な精神疾患にかかってしまった場合、ストレスなどを和らげる効果があるとされている、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品の摂取が望ましいとされています。

また、体重の増加を防ぐ働きがあるといわれている、各種のハーブティーを食事の際に取り入れることも効果的となるでしょう。

次にできる対処法は運動を多めに取り上げてみるという事です。体重の増加を防ぐため、増えてしまった体重を減らすためにも、運動をすることはとても大切です。

お仕事などで忙しかったり、外出するのが躊躇われるほどの体調不良だったりする場合には、ご自宅の中での軽い運動をオススメします。

体全体の筋肉を伸ばしてほぐすストレッチなどは、就寝前や、湯船の中でも簡単に取り入れることが出来ます。

痩せるコツを掴めば、エビリファイを服用することで太ってしまうのでは？ということが心配ではなくなることと思います。

最後は医師や薬剤師と薬についての相談をしてみるという対処法です。

エビリファイは体重増加の副作用の働きが比較的弱いということはお知らせしましたが、それでも不安なときはかかりつけのメンタルクリニックなどの医院で診察を受け、処方された薬の見直し、エビリファイについてのお悩みなどを医師や薬剤師の方に相談をしてみましょう。

エビリファイについての副作用や、その他の悩みに的確なアドバイスが受けられるでしょう。

エビリファイの気になる副作用についてお知らせしていきましたがいかがでしたでしょうか？

他の抗精神薬に比べると体重増加の副作用は弱いことがわかりました。

エビリファイを服用することによって健康な身体とメンタルを取り戻せるよう薬と上手くお付き合いをしていきましょう。

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