定年退職した夫に妻が手渡したものは離婚届の書類だった、というのは「熟年離婚」をテーマにしたドラマの1シーンですが、この熟年離婚の原因の1つになっている「昼食うつ病」という病気をご存知でしょうか?
これは、夫の定年を機に妻に発症するうつ病です。夫が定年になって昼も家にいるようになると、妻は朝と晩だけでなく昼食も用意しなければいけません。
その負担がきっかけで発症するのが「昼食うつ病」です。
そう聞くと、昼食を作るくらいの負担でうつ病になるかな? 「昼食うつ病」というのは象徴的な表現で、1日中夫が家にいるようになったのがうっとおしいのではないか、と思う人が多いようです。
また、そもそも夫が嫌いだからじゃないか、と思う人もいます。
しかし、これはどちらも間違いです。とくに、夫が嫌いだから(夫からすると俺のことが嫌いだから)という誤解は、昼食うつ病がきっかけで本当に熟年離婚してしまうという悲劇を生むことがあります。
何十年も夫と子供の朝食と夕食を作り続けてきた主婦にとって、昼食は唯一の手抜きが許される食事です。
ときどき友達とお店でランチを楽しむこともあるでしょう。しかし、夫の定年後は昼も食事を用意をしなければいけないとなると、その負担は決して軽くありません。
とくに夫がそれまで会社の近くの食堂などで○○定食という「プチフルコース」の昼食を食べ慣れていて、家でもそれを要求されると妻のストレスは大きくなります。
言うまでもなく、食事はその準備と後片付けがワンセットになっています。
男子厨房に入らずをモットーにしている男性には想像しにくいでしょうが、朝と晩の2セットだけでもたいへんなのに、そこにもう1セット加わると「それだけで1日が終わる」という悲しい気持ちになっても不思議ではありません。
昼食うつ病の原因は、1日中夫が家にいるというストレスではなく、それによって用事が増えるとことに対するストレスです。
その証拠に、たとえば夫の趣味が料理で「これからはときどき僕が食事を作るよ」(こういう男性は「僕」と言います)といって手伝ってくれたとしたら、昼食うつ病になることはけっしてありません。
昼食うつ病もうつ病の1つなので、軽く考えると重大な結果を招くことがあります。専門医を受診して抗うつ剤などお薬を飲まなければいけない場合もあります。
しかし、その前にまず必要なのは、家事という無限のルーチンワークに対する夫の理解と協力です。
「食器は俺が洗うよ」という一言で妻のストレスはずいぶん軽くなります。
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