エビリファイは、2006年に大塚製薬から開発された比較的新しいタイプに分類されている抗精神薬として知られています。
主に統合失調症、うつ病、不安神経症などの精神疾患の症状に用いられ、高い効果が認められています。
抗精神薬の中では、比較的副作用がとても少なく、安全性の高い薬となっています。
患者さんの中でいくつか挙げられているエビリファイの服用に伴って現われた副作用や、太りやすい薬であるかどうかなどを含めお知らせしていきます。
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リスパダールとは、1996年に発売された第二世代の抗精神病薬で、統合失調症の治療薬です。
第二世代ということは第一世代もあるのか、という疑問ですが、勿論第一世代もあります。まず抗精神病薬は、「第一世代」と「第二世代」の2つに分類されます。
1950年ごろから使用されている古いタイプとされているのが第一世代で、「定型抗精神病薬」とも呼ばれています。
かわって、1990年ごろから使用されている新しいタイプとされているのがリスパダールをはじめとする第二世代で、「非定型抗精神病薬」と呼ばれています。
第一世代である定型抗精神病薬は効果が高かったものの、副作用の強さが問題でした。
「リスパダール」は、統合失調症の治療薬として20年ほど前に開発された薬で、一般名を「リスペリドン」と言います。
統合失調症を患った際にはお世話になる可能性のある薬なのですが、聞き慣れない薬はどうしてもその効果などが気になってしまいます。
そこで、リスパダールの効果や特徴について解説していきます。
リスパダールは、中枢神経のドーパミン受容体を遮断することで、統合失調の中でも「陽性症状」と呼ばれる妄想や幻覚といった症状を改善する効果があります。 続きを読む
比較的若い世代に多く見られる「統合失調症」という病気には、未だに解明されていないところも多いです。
その原因についても完全に解明されてはいませんが、その原因として「ストレス」が関わっているのではないかと、多くの人が疑っています。
そこで、統合失調症の原因としてストレスが関係しているのかどうかを解説します。
実は統合失調症の原因については、詳しく解明されているわけではありません。 続きを読む