ハルシオンはデパスに代表されるベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、即効性があり作用時間が短い超短時間型に属するお薬です。
服用後70分ほどで効き目がもっとも強くなり、約3時間後には効き目が消失するので、不眠症の中でもなかなか寝つけない入眠障害の治療に適したお薬です。
ハルシオンはアメリカの製薬会社ファイザー社が開発して1983年に発売しました。
寝つきをよくする効果が高く、広く使用されているお薬ですが、すでに特許期間が終了して数多くのジェネリック医薬品が発売されています。人気のある商品ほどジェネリックの数も多くなります。
ハルシオンのジェネリックはどれも「トリアゾラム○○」という商品名になっています。トリアゾラムとは成分名で、その後ろの○○には製薬会社名が入ります。
例えば田辺製薬のハルシオンジェネリックは「トリアゾラム タナベ」という商品名です。
では、先発薬の「ハルシオン」とジェネリックの「トリアゾラム錠」は本当に効果が同じなのでしょうか?
ジェネリック医薬品は先発薬より3~4割価格が安いので、患者さんの中には「値段の安い薬なんてちょっと心配だ」という人もいます。
しかし結論から言うと、先発薬とジェネリックは同じ効果と考えて間違いありません。医師や薬剤師にジェネリックをすすめられたら安心してすすめに従ってください。
ジェネリックの価格の安さは、品質の悪さではなく開発経費がかかっていないからです。
また、ジェネリックが厚生労働省で承認されるためには、先発薬と効果が変わらないことを示す「生物学的同等性試験」を行なってそのデータを厚生労働省に提出しなければなりません。
しかし、お薬は主成分が同一でも添加物や錠剤のコーティング剤などが異なる場合があり、人によってはその添加物やコーティング剤が体に合わないということがあります。
まれに、ジェネリックに変えてから効き目が悪くなった、副作用が出るようになった、というケースがあるのはそのせいと考えられます。
そのような場合はハルシオンには数多くのジェネリックがあるので、他の会社のジェネリックに変えてみるとよいでしょう。もちろん、元の先発薬に戻すという選択肢もあります。
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