デパスは一般には精神安定剤と呼ばれている抗不安薬の1つです。①心の不安を緊張やわらげる、②筋肉の緊張をほぐす、③不眠を改善する、④けいれんを抑える、などの効果があります。
この4つの効果はデパスに限らずベンゾジアゼピン系抗不安薬に共通していますが、どの効果がどの程度強いかは薬によって違います。
不眠を改善する効果がとくに強いものは睡眠薬として使用されています。
デパスは不安を和らげる効果と筋肉の緊張をほぐす効果がとくに強く、不眠を改善する効果もそこそこあります。
しかし、不眠を改善する効果は裏を返せば眠気をもよおす副作用です。
同じ作用が夜眠るときに出たら効果ですが、昼間出ると副作用ということになります。
デパスを服用して眠気の副作用が出たときの対策には次のようなものがあります。
まず、デパスの服用開始時期に眠気の副作用が出た場合は、ガマンできる程度の眠気ならそのままようすを見るのが1つの対応法です。
副作用はお薬に身体が慣れていないときに出ることが多いので、1~2週間ようすを見るうちに自然に軽減することがあるからです。
デパスは服用後3時間ほどで薬の効果がもっとも強くなり、6時間ほどで効果がほぼ消失します。
したがって服用方法としては、毎食後など1日3回に分けて服用するのが普通ですが、午後の眠気が強いようなら昼の服薬を止めてみるのも1つの方法です。
実質的な減薬になりますが、それでとくに不安が高くなるようなことがなければ有効な手段です。
薬の服用量が必要以上に多い場合は副作用も強くなるので、3回の服用の用量を平均して減らしてみるのも試す価値のある対策です。
もちろんそれで不安が強くなるようなら元に戻すようにします。
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬には多くの種類があり、効果や副作用の出かたには個人差があります。
効果が良く出て、副作用が弱ければ、その人にとって相性の良いお薬ということになります。
デパスは一般的には効果が強く副作用はそこそこという評判の良いお薬ですが、人によっては副作用が強く出て効果はイマイチということもあります。
そういう場合は医師と相談してお薬を変更するのも選択肢の1つです。
また、昼間の眠気は薬の副作用だけが原因とは限りません。
例えば、睡眠時無呼吸症候群を発症していたとしたら、お薬とは関係なく昼間に強い眠気が襲ってきます。
このような病気が原因でなくても、そもそも睡眠時間が足りないとか、寝室が安眠を妨げる睡眠環境だという場合も、昼間の眠気は生じます。昼間の眠気が強いときは、睡眠習慣や睡眠環境を見直してみることも必要です。
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