アナフラニールとは、1973年に発売されて以来、多くの精神疾患の患者さんたちに用いられており、長い期間実績を上げてきた抗うつ剤のひとつとなっています。
こちらのコラムでは、アナフラニールの作用や特徴、服用を減らしたときに起こってしまう離脱症状について、いくつかのお知らせをしていきます。ぜひご参考になさってください。
アナフラニールは一般的に、うつ病や強迫性障害の症状でお悩みの方に多く用いられています。
悲観的な状態が続いたり、ぐっすり眠ることができない、などのメンタル面での不調の改善を助け、気持ちを前向きにするという効果が期待でき、薬への依存性がとても少ないという特徴が挙げられています。
アナフラニールなどの抗うつ剤の服用を続けていたところ、症状が改善されて気持ち的にも楽になったという報告がたくさんの患者さんたちから挙がっているところも安心して服用していただける抗うつ剤といえるでしょう。
しかし、症状が軽減されたことで、アナフラニールを含めた抗うつ剤の服用を減らしたり、止めてしまったりすることで不快な症状が現われてしまったということが少なからずあります。その症状を離脱症状といいます。
離脱症状で多く挙げられているものは、その患者さんそれぞれいろいろな症状がありますが、特にめまいやふらつき、筋肉のこわばり、睡眠障害などがあります。
アナフラニールの服用によって身体やメンタルの部分での改善がみられたとき、身体がこの抗うつ剤の作用をバランスよく、上手に受け入れていることになります。
しかし、アナフラニールの服用を減らしたり、中断するようなことをすると、血中濃度のバランスが崩れてしまい、また元のような不快な病状を発してしまう原因となってしまいます。
アナフラニールを服用されている患者さんのなかには、薬を減らしたり、中断してもそのような症状が現われない方も少なからずいらっしゃいます。
現在、アナフラニールの抗うつ剤を服用していて、改善の兆しが見えている方でも、薬の服用の量を減らしたり、中断したりするときにはいろいろなことに注意をするよう心がけましょう。
医師や薬剤師の方の指示を受けずに、アナフラニールの服用の量を減らしたり、中止することは離脱症状で苦しめられる可能性が高くなってしまいます。ご自身の判断だけで薬の中断などはしないよう心がけましょう。
三環系抗うつ剤とよばれるものに分類されるアナフラニールには、SSRI・SNRIに分類される抗うつ剤よりも離脱症状は、比較的弱いとの結果が挙げられています。
しかし、油断をせずに、慎重にアナフラニールの服用をしていくことが病状の改善に繋がることと思います。
離脱症状が見られ、日常生活にも支障をきたしてしまった場合、次のような対処法をとるようにしましょう。
まず第一にはメンタルクリニックの受診をすることです。アナフラニールの処方をされた医院や調剤薬局にて、医師の診察や薬剤師の方の指示を受け、適切なアドバイスを受けることが大切です。
ほかの抗うつ剤への薬の見直し、アナフラニールの服用において減量や中断する予定を少し先延ばして考えるなど、医師や薬剤師の方に相談し、指示を受けるようにしてください。
さらに離脱症状についての知識を身につけるようにしておくと良いでしょう。アナフラニールをはじめ、抗うつ剤や抗精神薬の離脱症状については、専門書やインターネット上でも情報を知ることが出来ます。
このような知識を覚えておくだけでも、アナフラニールに対して不信感を抱くことなく薬と付き合っていくことが出来ます。
アナフラニールという抗うつ剤の作用や、離脱作用についてお知らせしてきましたが、ご参考になりましたでしょうか?
ご自身の生活習慣の見直しや、食生活のバランス、運動を取り入れたりすることによって、精神疾患にかかることは少なくなるといわれています。
あらためて、このようなことに気を配り、アナフラニールの服用をしなくても、健康な身体と精神を保っていけるよう努めていきましょう。
抗うつ剤、抗不安薬、睡眠薬、ED治療薬などは個人輸入なら
- 抗不安薬(睡眠薬・睡眠導入剤)
- 抗うつ剤(ゾロフト、パキシル、レクサプロ、プロザックやジェネリック薬など)
- あがり症・極度の心拍数の上昇の改善薬
- アルコール依存症の治療薬
- 統合失調症の治療薬
- ED治療薬やジェネリック薬【男性では勃起不全・勃起力の悩みが出やすいため】
- 早漏治療薬【ダポキセチン】