拒食症のもっとも特徴的な症状は、食事量の極端な低下です。
これはダイエットと見かけは同じですが、拒食症の場合は明かに健康に害をおよぼすくらいに食事の量が減り、しかも本人はそれが健康を損ないつつあることを認めません。
このような症状の根本にあるのは、食べるべきではないという気持ち、食べることに対する一種の罪悪感です。
こういう気持ちが生じる原因は太ることに対する過剰な恐怖感ですが、それだけではなく、客観的に見るとむしろやせているのに自分は太っていると思い込む認識のゆがみ、やせてきれいにならないと他人に認めてもらえないという自尊感情の低さが関係していると考えられます。
拒食症の患者さんは食べる量が少ないというだけでなく、食卓に着いてもなかなか食べ始めようとせず、食べるときは異常に食物を細かく刻む傾向があります。
また、肥満恐怖から1日に何度も体重を計り、少しでも増えていると、食べた後に喉に指を入れて吐く、下剤を服用するなどの行動をとります。
あまり食べないのに運動量を増やすという場合もあります。
客観的にはけっして太っていないのに、太っていると思い込む認識のゆがみは、全体的なプロポーションではなく、二の腕のたるみや太ももの太さなどの「部分太り」に焦点を合わせる傾向があり、そこをもっとやせようとします。
この認識のゆがみは人から指摘されたり、説得されても修正されることはありません。
また、拒食症の患者さんはかなりの割合で過食症に転じることがあります。
しかし、やせたいという気持ちには変わりがなく拒食症が治ったわけではないので、拒食と過食をくり返すことになるケースがほとんどです。
拒食を続けていると当然栄養不足になり、心身に重大な影響が現れてきます。
身体的には、月経の停止、筋肉量の低下、骨量の低下、免疫力の低下(感染症にかかりやすく重症化しやすい)、電解質異常(むくみや低カリウム症など)、不整脈、低体温、などの症状がでます。重症化すると心不全を起こすこともあります。
精神症状としては、イライラ、無気力、集中力の低下、気分の落ちこみ、不安、などが現れます。
拒食症の深刻な点は、心身の活動の素になる栄養が不足する病気だということで、6~7%という非常に高い死亡率になっています。
拒食症の患者さんは自己誘発嘔吐や下剤の乱用だけでなく、リストカットなどの自傷行為に走るケースもあります。
衝動的で乱脈な異性交遊や万引きなどの反社会的行為を起こすこともあります。
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