ワイパックスはベンゾジアゼピン系の抗不安薬です。ベンゾジアゼピン系というと睡眠薬を思い浮かべる人も多いと思いますが、どちらもGABAという脳内物質に作用して脳の活動を抑制する作用があります。
ベンゾジアゼピン系のお薬で不安をしずめる作用が強いものを抗不安薬として、催眠作用が強いものを睡眠剤として使っています。
したがって睡眠薬にもある程度の抗不安作用があり、抗不安薬にもある程度の催眠作用があります。
また、ベンゾジアゼピン系の薬品には、この2つの作用の他に、筋弛緩作用と抗けいれん作用もあります。
このような複数の作用はプラスに働いて二次的な(おまけの)効果になることもあれば、マイナスに働いて副作用になることもあります。
不安を軽減して夜ぐっすり眠れる効果もあれば1粒で2度おいしいことになりますが、不安は軽減したが昼間に眠気が出たというときは副作用です。
ワイパックスは抗不安作用は「強め」ですが、催眠作用は「中程度」といわれています。しかし、薬の効き方には個人差があるので、人によってはワイパックスで眠気が強く出る可能性もあります。
ワイパックスで昼間に眠気が出る場合は、まず睡眠時間が7~8時間確保できているかどうかを確認しましょう。
充分に睡眠時間をとっても眠気が出る場合は、薬を飲む時間を変えてみるのが1つの対策です。
例えば0.5mg錠を朝・昼・夜と3錠服用している人は、昼の服用量を1/2錠にして、夜に1.5錠服用します。
そうすると、昼の眠気は軽減して、夜はぐっすり眠れるようになることが期待できます。
それでもなお眠気が出るようなら、1日のトータルの服用量を減らすことを検討しましょう。もし必要以上の用量を服用しているとすると、副作用も当然多めに出るからです。
もしそれでも眠気の副作用が治まらないようなら、ワイパックスとの相性が悪いという可能性があるので、催眠作用がもっと弱めの他の抗不安薬に変更することを検討しましょう。
ワイパックスは不安や緊張が高まりそうなときにあらかじめ飲んでおくとか、急に不安が強くなった時に服用するなど、頓服としての使い方もできます。
このような使い方をするときはとくに、車の運転、機会の操作、高所での作業などに十分注意する必要があります。
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