「ドグマチール」という抗うつ剤は、効果の高さと副作用の少なさのバランスがもっとも良い薬として、40年以上前に開発された薬ながらも一昔前までは主として使われる薬でした。
しかし、場合によっては他の抗うつ剤には見られない重篤な副作用をもたらすケースも少なくなかったのです。
そこで、ドグマチールの副作用について解説していきます。
まず、重篤な副作用を2つ紹介します。
ひとつめの重篤な副作用は、「錐体外路症状」という症状です。錐体外路症状とは、脳のドーパミンが過度にブロックされることで起こる身体の不随意運動のことを言います。
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不随意運動とは、自分の意志にかかわらず体が勝手に動くことを言います。
例えば、心臓や胃は「動かそう」と思って動かさずとも必要な働き(不随意運動)をしますが、手足は「こう動かそう」という指令が脳から伝達され必要な働き(随意運動)をすることで早く走れたり、高い所の物を下したりすることができるのです。
錐体外路症状は「動かそう」と思っていないのに、唇が不意に動いたり、指先が震えたりといった様々な症状がみられます。
ふたつめは「乳汁分泌、性機能障害」です。
乳汁分泌は、文字通り乳汁が分泌される症状です。これは男性にも起こり得る症状になります。
ドグマチールによって、乳汁を分泌するホルモンが増えることが原因で起こる副作用です。
また、ホルモンバランスが乱れることによって、性機能障害をもたらす可能性もあります。
重篤ではないものの、やっかいな副作用として「食欲亢進、体重増加」があげられます。
ドグマチールに固有の副作用ではないのですが、ドグマチールで最も多く見られる副作用は食欲の増進と、それに伴う体重の増加であるといえます。
ドグマチールは、最初は「胃薬」として開発されたという経緯を持ちます。
胃腸の働きを促進することで、食欲が増進します。もちろん、食べる量が増えることで、体重が増加しやすくなります。
食欲増進を除くさきほどあげた二つの副作用は、ドグマチールに固有といえる副作用なのです。
固有の副作用が発生する理由としては、ドグマチールが他の抗うつ剤とは異なる作用機序を持つことに由来します。
一般的な抗うつ剤の場合、ドーパミンを増やす働きがあるのですが、ドグマチールの場合には用量によってはドーパミンを減らす作用をもたらします。
しかし、他の抗うつ剤と比較すると、ドグマチールの副作用は少なめであると言えます。
むしろ、固有の副作用よりも他の抗うつ剤でも見られる「体重増加」の副作用のほうが多く見られます。
また、他の抗うつ剤で見られるような「便秘」「吐き気」「眠気」などの症状は少なめであるといえます。
あくまでも「ドグマチールは副作用が少ない」「ドグマチールの副作用で多いのは食欲の増進」「ドグマチールの副作用には固有の副作用が含まれている」ということを把握しておけば、うまく付き合っていくことが可能になるはずです。
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ドグマチールの副作用まとめ
ドグマチールは副作用が少ない代わりに、他の抗うつ剤では見られないような固有の副作用を持ちます。
しかし、その可能性が少し発生するというだけで、ドグマチールには危険な副作用が生じるという間違った認識をすることは避けなければなりません。
もちろん、薬には相性もあり、人によってはドグマチール固有の、もしくは何らかの副作用が強く現れることもありますので、その場合は早めに主治医に相談しましょう。
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