<30年間うつ病と付き合い、寛解にいたったA子さんの体験談>
60歳の女性です。公務員を58歳で早期退職しました。30代のはじめにうつ病を発症し、約30年間病気との付き合いが続いています。
現在はほぼ寛解といえる状態で、毎日おだやかな心で過ごせるようになっています。
うつ病を発症するきっかけが何だったのか、今となってはどうでもよいことのようにも思いますが、ありもしない職場不倫のうわさが私に降りかかったことから何かがくるい始めました。
ちょうどそんなときに、あろうことか夫の不倫騒動が持ち上がって、私の心の中で何かがはじけ飛んだようです。
その後4~5年間に入院、休職、離婚という出来事が続き、その中で過量服薬やリストカットなども経験しました。
今から考えると、その最悪の数年間でもっとも最悪だったのは、もしかするとどんどん服用する薬の数が増えたことかもしれません。いちばん多いときは、抗うつ剤、睡眠薬、精神安定剤などで7~8種類も服用していました。
そんなときにある大学病院の精神科の先生に診ていただくことができてから、薬を減らして、自分と病気に向かい合う治療を始めることができました。
その先生は、今までの先生のように症状を訴えるたびに薬の種類を増やすのではなく、じっくり話を聞いてくださり、病気に対する心構えなどもていねいに教えてくれました。
10年以上にわたって診ていただいたその先生が定年で退職されたときは、一時期たいへん不安になりましたが、幸い次の先生もよく話を聞いて下さる方で、気持ちもしだいに安定してきました。
私の場合は子どもがいなかったことと、仕事が公務員だったことで、離婚後も比較的落ち着いて治療を継続することができたと思っています。
職場でありもしない不倫疑惑が起きたときは辞職しようと思いましたが、一人の先輩がそれを止めてくれました。その先輩には今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
ようやく寛解と思える状態を迎えることができた今思うことは、うつ病は薬だけで治せる病気ではないということです。
現在も抗うつ薬と睡眠薬を合わせて3種類服用しており、薬の大切さはよく分っていますが、薬だけでは病気は治らないと思います。
大切なことは、自分自身を分析して病気に向きあい、自分で病気を治すという気持ちだと思います。
そのためには自分一人であれこれ考えても限界があるので、信頼できる先生に出会い、何でも聞ける関係になることが大切だと思います。
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